こんにちはー!ふっきんです!今日もまた素晴らしい本に出会いました!!!
この本を読むことでストレスに対する考え方が変わり、世界が変わるのではないでしょうか?
「自分にとって幸せとは何か」「ストレスを感じてつらい」そんな悩みを抱えていませんか?そんなあなたにオススメの本は、青砥瑞人さんの『HAPPY STRESS~ストレスがあなたの脳を進化させる~』です。この本は最新の脳科学研究をもとにしたストレスを活用してパフォーマンスを上げ、最高の幸せを掴むための方法を教えてくれています。
結論
『ストレスは悪ではない、むしろ私たちのために働きエネルギーになっているものである。ストレスは何かを知り、上手に付き合うことができれば自分の成長につながり、幸せを掴む手段になる』
ストレスについて
ストレスと聞くと、マイナスなイメージを持っていると思います。しかし、実はストレスは私たちにとって必要なものであり、自分に成長をもたらしてくれるプラスになるものとわかっています。
例えば、大きな苦難や困難に諦めずに挑戦し続けた結果、何かをやり遂げたり大きな成功を掴んだ時に大きな感動や喜びが生まれます。忘れてはならないのが、その過程に大きなストレスがあったことです。
そもそもストレスとは生物にとってプログラムされているもので取り除くことはできませんが、ストレスから離れることは可能です。
本書ではストレスは私たちの内側で繰り広げられるものとして紹介されています。
仕事や人間関係など、ストレスの対象となるものに対してどのように意識を向けるかが重要になります。
他者や物に対しては自分の外側にあるものです。私たちは生活している時間の多くを外側の世界に関係しています。反対に空腹や眠気や過去の嫌な思い出など内側からのストレスも感じています。
この両方の刺激を意識することによって何かを学んだりアイデアが浮かぶことができます。どちらか片方だけでは成長を止めてしまいます。特に学びに関しては自分の内側に蓄積されていきますし、幸せは外側ではなく内側からおきています。
ストレスと向き合う第一歩として、自分の外側よりも内側に意識を向けて自己と対話していくことです。
私も仕事や身に着けているものなど、他者からどう思われているかといった外部からの刺激を意識するあまり、好きなことや誰かといると心地よいといった内側に意識が向けれていないことに気づきました。
ネガティビティバイアス
私たちはポジティブよりもネガティブなことに注意を向けてしまいます。これを『ネガティビティバイアス』と呼びます。これは人類が生き残るために何万年前から進化を繰り返して獲得した脳機能なので簡単になくすことはできません。
ネガティビティバイアスは学びの成長としての機会に活用することができます。それは『意識的にポジティブに引き戻すこと』です。コツとしては
①もう一人の自分を上から自分のことを見るといった俯瞰的・客観的に自分をみること
→「投資は危ない、どうせ失敗する」と思ってしまうのではなく、「やってみると実は簡単かもしれないし勉強になるかも」「今は悩んでいていい案がでそうにないから誰かと相談してみよう」と意識してください。
②いきなり大きなことから始めず、まずは習慣にできるような小さなことを一つずつすることを心がける
→「筋トレの習慣はどうせ続かない」ではなく、「食後に毎日腕立て伏せを20回なら続きそう、やってみよう」「毎晩10分瞑想してみよう」と思うようにしてください。
私は実際に毎朝スクワットをしたり、良い天気の日に感謝をすることを始めてみました。本書でも触れられているのですが、ささいなポジティブなことから始め、それを時間をかけていろんな視点で味わうことがあげられています。「今日の雲の形は○○に似て面白い」「自分は快晴の日が特に気分が良い」など日常の中にあるポジティブなものに少しずつ意識を向けることが大切です。
ストレス対策として
①『ほどよい運動をする』…運動によって心理的ストレスの気を紛らわせることができ、さらには頭をよくする、幸せホルモンを分泌させ、体の不調を改善することもでき結果的にストレス反応を軽減させます。良いこと尽くしですが、やり過ぎには注意です。
私はジムに通っていますが、そこでの交流を楽しめたり、他の人が頑張っている姿はモチベーションアップになり継続できるジムやパーソナルトレーニングはオススメです。
②『深呼吸』…呼吸は吸う時に交感神経が優位になり、ゆっくりと吐くことで副交感神経が優位になります。心地よく息を吸い、ゆっくりと息を吐く深呼吸を行うことで、心身の休息になります。
試しに呼吸を意識しながら10回深呼吸をするだけでも落ち着くことが実感できます。
ストレス対策と共に若返りの技術も合わせて学ぶと人生の幸福度をさらに上げるでしょう。若返りを科学的に紹介した本はコチラ
まとめ
・ストレスはなくすことができないものであり、ネガティブな側面が注目される一方、成長や幸せにもなり得る。
・ストレスがあったからこそ大きな感動があり、ストレスがなければ感動はなく印象にも残らない。
・自らを俯瞰的にみて、ポジティブなことを小さなことから習慣化しする訓練が必要。
・対策として運動や深呼吸を普段から行うことが効果的。
本書での学んだことは以上ですが、説明しきれなかったことは多く、特にストレス対策については他にも多くのことが例としてあげられており、オススメの一冊です。
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