【本の要約】DIE WITH ZERO 幸福な人生を送るために重要なこと5選 ※生き方に共感できる本です

本の要約

こんにちは!ふっきんぷっきーです。今回は会社の社長であり、投資家としても成功を収めているビル・パーキンスさんの『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』を解説します。

 この本は自分の人生に悩んでいる人お金を効果的に使って人生を豊かにしたい人にオススメです。



結論



・死ぬ瞬間を本気で意識し、今しかできないことや健康にお金を使う行動すれば人生はより豊かになる

・資産を最大限余らせるのではなく、人生を最大限充実させるためには経験にお金を使い、『思い出』を最大化させる



今しかできないことにお金を使う



 本書では童話の『アリとキリギリス』が紹介されています。誰もが知る内容の童話ですが、アリが真面目に働いていたことが評価されていますが、「じゃあアリはいつ遊ぶの?」と筆者は問いかけます。



 多くの人は楽しみを先送りしすぎてしまっていることが強調されています。今しかできないことにお金を使い行動する考え方として『タイムバケット』が紹介されています。

 タイムバケットとは、「若いうちに旅行しておけばよかった」「子供ともっと一緒に遊んでおけばよかった」といったような、どんな経験でも、いつか自分にとって最後のタイミングがきてしまう時に後悔しないように、『死ぬまでに経験したいことを各段階別にリストアップする』ことです。

 よくある例として、「子供と入るお風呂が楽しみだったが、子供が大きくなり断られるようになった」が挙げられます。これは子供とお風呂に入る人生のステージは終わってしまったのです。他にも、自分が年をとって身体能力が落ちると激しいアクティビティが楽しめなくなります。このように人生で楽しい時間は旬なものであり、人生のステージごとの最高の瞬間を逃さないためにはお金と時間と健康を最適化する必要があります。その方法こそが私が本書で最も重要だと思っている『タイムバケット』です。

 タイムバケットの方法としては、現在をスタート地点にして、人生最後の時をゴールとし、『25~29歳のバケツ』など5年おきや、『20~30歳のバケツ』など10年おきにバケツと称した入れ物で区切り、「フルマラソンをしたい」「起業する」「子供と海外旅行へ3回行く」など完璧なリストでなくていいので、自由な発想でやりたいことを書き出してください。
 『①25~29歳のバケツ』→『②40~44歳のバケツ』→『③45~49歳のバケツ』・・・


 次に、リストにした項目を実現したい時期のバケツに入れていきます。富士山への登山は30歳代のバケツに入れ、クルーズ旅行は60代後半のバケツに入れるなどです。




年齢に合わせて『お金』と向き合う


 一万円という金額は20代と70代では価値が変わります。これはお金から価値を引き出す力は年々低下していくからです。子供の時は千円でも大金でいろんなことができた経験があるのではないでしょうか?しかし、年を取ると健康が衰えてくるため、アクティビティなどお金から価値を出す力が低下します


 さらに、若者は健康なため時間で金を売る(バイトの掛け持ちなど)をする傾向があります。本書ではお金のために若い時期の貴重な時間を犠牲にし過ぎて、体験のチャンスをなくしてはならないことが紹介されていました。

 時間が大事なことは強調していますが、時間はお金があれば買うことができます。例えば、洗濯乾燥機や自動掃除機などの時短家電を買う。家事代行サービスを頼むなどです。『1.今しかできないことにお金を使う』でも話していますが、やりたいことには消費期限があるので、結婚や転職など人生のステージが移行するたびに最適な体験をするよう心がけましょう

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健康はお金より重要


 お金を稼ぐことに集中しすぎるあまり、自分の健康をおろそかにしてしまうことがいますが、それは絶対にNGです「健康はお金よりも大切」です。入院して体も自由に動かせずに延命装置をつけて生きている状態では資産が10億円あったとしても、そのお金を自由に使って旅行や娯楽もできない。若い時にはあまり感じませんが、『健康は失って初めて後悔するもの』です。

 加齢によって肥満になったり歩けなくなっていく人がいますが、人間の膝は体重が1㎏増えると11㎏の負担がかかると言われています。そのため、膝の軟骨もすり減り、痛みにより歩くことができなくなってさらに体重増加の負のスパイラルに陥ります。




人生最大の後悔は「自分に正直に生きれなかったこと」と知る



 『死ぬ直前に後悔すること』の1位は『自分に忠実に生きれば良かった』です。2位は『働きすぎなければ良かった(男性では1位)』です。


 このデータでは、働き過ぎは後悔する傾向があるが、子育てしすぎを後悔する人はおらず、人生の最後に家族と過ごせないことを後悔する人が多いことが分かります。



資産は壮年期から取り崩す


 事実として、多くの人は自分よりも貯金を長生きさせて人生を終えます。老後2000万円問題が話題になったことから意外な事実ですが、多くの人は資産を余らせているのです。

 そうならないために、これまでで紹介されたように若い時の貴重な体験にお金を使うこと、家族との時間にお金を使うことが重要になります。


 しかし、子育てなど人生のステージでお金が必要なことも事実としてあるので、若い時期には貯蓄をしつつも積極的に経験にお金を投資し、健康で体力がある段階の40~60歳代の壮年期にお金を引き出すことが重要になります。①のタイムバケットで壮年期に健康でとお金のバランスをとってやりたいことを入れていきましょう。



 では老後の資金はどれくらい必要なのかという問題もあります。老後の資金は0.7掛けで計算することができます。

(年間生活費)×(暫定残り年月)×0.7=『必要な老後資金』という公式が挙げられます。

年間生活費が200万円の60歳の人が80歳まで生きるとしたら

300万×20×0.7=2800万円です。金額が多くて驚きますが、生命保険を考慮し、株や債券で積極的な運用することを視野に入れると、無駄に多くの資金を残し過ぎることがなくなります。子供に資金を残す場合は先に残すべき資金を決めておき、自分に使う分は使い切りましょうという考え方です。


まとめ


人生のステージに合わせて今しかできない経験や健康にお金を使うことで資産の最大化ではなく、『思い出』を最大化させて人生を後悔しないよう充実させる。そのための目標として『タイムバケット』という方法がある。

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【今日のおまけ】

 先日、車中泊をしてみたいと思い、エアーマットを探しましたが、キャンプ用にも使われている『セーブル』のマットがコスパ良かったので紹介します。

 ユニクロのウルトラライトダウンのようにコンパクトに携帯でき、中にポンプが内蔵されているので道具もいらずに簡単5分でふくらますことができます。しかも寝心地も良い!これが3000円前後は安すぎです1

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