お金の超基本 本の要約 ネタバレ

投資

こんにちは!ふっきんぷっきーです!今回は坂本綾子さん『お金の超基本』を紹介します。

 

  この本を読むことで税金やライフプランに関わることなど、『稼ぐ』『納める』『貯める』『使う』『備える』『増やす』の6つのお金のことを知ることができ、将来何がでいくら必要なのか具体的なイメージを持って計画し、将来に備えることができます。まさに『5~10年は保存しておきたいお金の教科書』と言っていいでしょう。


 

 私が保存期間を書いたのは、本書で書かれている数字が年数や制度の変化と共に誤差がでると思ったからです。実際に本書で紹介されている住信SBIネット銀行の金利は現在かなり下がっていました。 しかし、お金に対する基本的な考え方は学ぶことが多く、今知らないと損するレベルのものもあるため、是非とも読んで欲しい1冊です。



  特に、大学生や新社会人や結婚を考えている人にはとても役に立つお金の知識が詰まっています。📕✨ 今まで学校では上記の6つのことを具体的に教えられてこなかったので、それぞれの要点が図やグラフで分かりやすく詰まっているので、まさに「この一冊でいいや」となると思います。


  最初に「そもそもお金とは…」というお金の価値と社会とのつながりが簡潔に書かれており、仮想通貨など現在までの価値や考え方が見直せます。
そして、自分のライフプランを一般的な例を参照しながら、自分の収入をおおまかに計算し、将来に備えることができます。 


 具体的には『(65歳-現在の年齢)÷労働年数×就職したときの年収×1.6(女性は1.2)』生涯賃金が予想でき、目安をたてることができます。もし、貯蓄予定のお金が足りなければ、「65歳以降も働く」「スキルアップし年収を上げる」「副業をする」などあげられています。個人的には副業を経験し、スキルアップを目指していきたいと思えました。

  将来の収入の見通しをたてれば、次に『貯蓄プランをたてる』ことが大事です。そのために活用するのが『PDCA』です。 

  1. 『P(プラン)』…どんな人生にするか、子供の人数や住宅を購入するのかなどです。気が変わったら変更可能です。本書では住宅ローンの選び方もありました。
  2. 『Do(働いて稼ぐ、使う、貯める)』…生活のために使うお金とのバランスを考えて毎月の貯蓄額を決めたら積み立てを利用して貯める
  3. 『Check(定期的にチェック)』…計画通り貯まっているか、最低でも半年か一年に預金通帳などで確認。貯められないときは原因を探る
  4. 『Action(改善)…原因がわかったら無駄な支出を減らすなどの対策を無理なく行なう


 このPDCAサイクルを実行してまずは生活費の3~6ヶ月分を貯蓄することがあげられています。 自分にあったマネープランをたてるために、支出のカテゴリー分けや平均的バランスの例や「結婚」「子育て」「住宅費」「老後資金」など具体的に数字で出ています。住宅購入の頭金は一般的に3000万の2割くらいだそうです。




 これを実践してみると、「頑張ろう!」と思う反面「こんなにかかるのか」とポジティブとネガティブな感情が同時に出てきました。複雑ですね。
 将来のお金が足りない場合に、自己投資をして昇級やもっと収入の良い会社に転職「すき間時間のプチ副業」の具体的なものを難易度と共に紹介(モニターやアフィリエイトやYouTuberやハンドメイドや家事代行等)の他に「投資」にも触れられていました。💴




  その他項目も多く、全部紹介はできませんが税金の仕組みなど、どれも学んでおくべきことばかりです。 中でも『備える』の「社会保障制度」や「年金の基本」や「公的医療保険」は勉強になりました。✏️


 個人的には、やはり『支出を見直して投資』はやっていて正解だと感じましたし、お金に関する知識は常にアンテナをはっていなければならないと意識を変えることができました。

今さら聞けないお金の超基本
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