2021-08

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本の要約

【本の要約】1日5分でお金持ち ※お金持ちの行動を知り、毎日の習慣を変えれば人生が変わる!

頼藤太希さんの『1日5分でお金持ち』を紹介します。本書は64日分の項目(レッスン)があり、各5分で読めます。どれもお金に関する基本的な情報であり、税金や投資について紹介されており、それらを実践すればお金持ちになれるという内容です。  お金に悩む全ての人にお勧めできる本であり、「お金がなかなか貯められない」「お金を風ぎたいけど、どう行動すればいいかわからない」といった人の助けになると思います。  要約として一部を紹介しますので、有益だと思った方は是非手に取ってみてください。
生活

ふるさと納税 確定申告が簡素化 さらに利用しやすく

結論 令和3年分から確定申告の手続きが簡素化されます。 具体的には、各自治体から送られてくる『寄付金受領証明書』の代わりに、ふるさと納税サイトの特定事業者が発行する『寄付金控除に関する証明書』1つでOKになるので、これまで各自治体から送られる証明書を全部添付する必要がなくなり、管理の手間が減り、申告手続きが簡素化されます。 ふるさと納税とは ふるさと納税については過去にも紹介しています↓ https://satoshinosato.com/%e3%81%b5%e3%82%8b%e3%81%95%e3%81%a8%e7%b4%8d%e7%a8%8e%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ ふるさと納税の手続きの種類と簡素化 〇ワンストップ特例制度→従来通り  ワンストップ特例制度は、2015年4月1日の税例改革で新たに追加された特例制度で、1年間で寄付先が5自治体以下の人、会社員など確定申告をする必要のない人にメリットがある制度です。 ふるさと納税の各自治体の返礼品を見ていると「あれも欲しい。これも欲しい」となり、5自治体で収まらないことがあります。私も経験がありますが、確定申告をせずにふるさと納税による寄付金控除を受けることができるので非常に楽で便利です。ただし、逆を言えば確定申告をする人にとってはワンストップ特例は適用されないので注意が必要です。私も住宅ローン控除のため確定申告をした際にエラーが出て再手続をした経験があります。 〇確定申告制度→簡素化される  個人事業主、医療費控除や住宅ローン控除、5自治体以上に寄付を行う場合、各自治体から送られてくる『寄付金受領証明書』を全部まとめて添付する必要があり、寄付金受領書はA4サイズ1枚が多いため、確定申告時まですべて保管していなければなりませんでした。  今回の改訂では、今までまとめて添付する必要あった『寄付金受領証明書』が特定事業者(ふるなび等のサイト)が発行する年間寄付額を記載した『寄付金控除に関する証明書』1つの添付でOKになります。これはでかい!!! https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei/koujyo/kifukin.htm (引用:国税庁)  確定申告では『e-Tax』などのネットでの申告と税務署に持参、もしくは郵送が必要でしたが、この郵送での手続きが特に楽になります。 まとめ  ふるさと納税は本当にお得な制度です。今回の簡素化によって、副業を考えている人や個人事業主の人にとっては提出する書類が減り、負担が軽減されます。環境問題に注目が集まる今の時代では注目されていきそうですね。
FIRE

【本の要約】日本版FIRE超入門 ※具体的な資産形成例だけではなく、日本の年金制度も考慮したFIRE本です

 山崎俊輔さんの『日本版 FIRE超入門』を紹介します。山崎さんは日本のFP有資格者であり、巷で人気のFIRE本のような外国人の成功体験ではなく、日本人が現在の社会制度でFIREを目指す際の具体的な道筋を示してくれています。「30歳でFIRE」と言った海外での節税制度にもとづいた個別株投資や不動産投資などの華々しい成功体験ではなく、目標設定を行ったうえでの注意点や制度の補足など、標準的な老後に照らし合わせた、まさに日本人向けのFIRE入門書です。  FIREとは『Financial Independence Retire Early』の略で『経済的自立をし、早期リタイアをする』という意味です。  2019年の『老後2000万円問題』が話題になりましたが、本書ではこの問題が近年のFIREムーブメントに結びついていると主張されています。「老後のためにお金を蓄えておかねばならない」と老後のお金や仕事に対する将来の不安から火が付いたと書かれており、同時にFIREという魅力的な言葉に踊らされて怪しい金融商品のセールストークに使われていると警鐘をならしています。本書はいい意味で夢を壊して現実的に考えさせてくれました。こしかし、「30歳代からのチャレンジでもFIREは十分に可能」「まずはプチFIREを確実に手に入れよう」と言われており、非常にためになる本でした。最後に重要な『FIRE後のメンテナンス』も紹介されており、これも国の制度を活用した手続きの説明や資産チェックなど非常にためになったので是非とも手に取って一緒にFIREを目指していきましょう!
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