『2ちゃんねる』の開設者として有名なひろゆきさんの著書『1%の努力』を紹介します。
この本は「頑張ろう」と思った時に要領よく努力をすることができ、気持ちが楽になります。ひろゆきさんの本はどれも新しい考え方をもらい、いい意味でゆるく賢く生きるための方法を知ることができるのでオススメです
本を読みたいけど時間がない人には「聞く読書」でおなじみのAudibleやKindleなどの電子書籍でも読める(聞ける)のでオススメです。
結論
頭の良い生き方をしよう。生きるための意味を考えるよりも一生楽しく暮らせるようポイントを絞った1%の努力をする。そして常に片手を空けておくような感覚で、今しかできないこと、未経験なことに優先的におこないコスパが良い努力を行なうことでたくさんの得をすることができ、人生の幸せの総量を増やせる。
楽しく生きるための1%の努力
①生きる意味について
前提として「人はなぜ生きるのか」と問われ、ひろゆきさんは「人生に生きる意味は存在しないと考えている。虫や細菌に生きる意味がないのと一緒で、地球上の生き物は熱循環システムの一部としての機能をはたしているだけだ。そう考えると、じゃあ死ぬまでにできるだけ楽しく暮らせればいいなということになる。そう、幸せの総量を増やすことを目標にすればいいのだ。」と書かれています。
生きる意味を考えるのではなく、楽しく生きていくことを考えることが重要ということです。
②1%の努力について
本書のタイトルである『1%の努力』とは『費用対効果が高い努力だけをすること』です。実際にひろゆきさんはコスパの良い努力をしており、自身の学歴でも大卒の学歴はもっておこうと思いつつも「受験勉強をしたくないから」という理由で用語集の一番薄い政治経済を選び、自分の学力で受かる大学として中央大学を選んでいました(中央大学でもすごいと思いますが)
大学進学後もモラトリアム生活を満喫しており、単位は最短でとりダラダラと過ごしていたそうです。そんなダラダラとした生活で暇をもてあまして仲間たちと会社を設立し、ホームページを作り、有名な『2ちゃんねる』を設立することとなりました。
このように要点を抑え、暇な時間をもっていくことでチャンスをつかみ新たな道が開かれたのです。ひろゆきさんはこの『暇な時間』を重要視されており、やりたいことがすぐにできるように「両手をふさぐな。片手を空けよ」とスケジュールをあえて埋めずいるそうです。
暇な時間確保のためにやりたくないことはやらないことを徹底しており、自分の何かやりたくなる気持ちを活用してノリや興味をもったことを始めることは楽しいし成果を出しやすいと書かれていました。
ひろゆきさんのベストセラー『1%の努力』の続編である『99%はバイアス』もオススメの本です
生き方とバイアスを知ることで今よりラクに生きることができるでしょう。記事はコチラ↓
人生の優先順位を決めるコツ
ひろゆきさんは「優先順位を持っておいた方が人生で損をしづらい」と話しています。
時間は有限のため、自分にとって大事なことに時間を費やすことが重要。優先順位を決めた方が結果的に幸せの総量が大きくなりやすいことが理由としてあげられています。
他の本でも「自分の人生の価値観」をおさえておくことが重要であることは書かれていますが、ひろゆきさんにとっては『睡眠』が重要で「眠い時に寝たい。好きな時に起きたい」と話されています。
ひろゆきさんおススメの優先順位を決めるためのコツとして『今しかできないこと』があげられています。大学生ではその時にしかできないこと、社会人の独身でしかできないことなどがあります。確かに老人になってから旅行や食事や余暇は制限されることがあるので納得です。
さらにひろゆきさんは何かしらの専門性を磨くことはコスパが良いと話されています。誰でもできる仕事は給料が少なく、AIが代わりに行なって解雇になるリスクがあるからです。
ひろゆきさんは自身の9種のアルバイト経験から「世の中は高校生レベルで成り立っている」と学んだことにより以上の考え方に至ったそうです。高校生レベルで成り立っているビジネスで世の中が回っていることを知ると自分でビジネスをするハードルが下がるとのことです。反対に専門的なスキルがあると社会から重宝され収入が高くなります。
プログラミングなど専門スキルを独学で学ぼうとしている人は、ひろゆきさんの『無敵の独学術』がオススメです。
ひろゆきさんの本はどれも口調がおもしろいのに本質をついているのが魅力です
ユニークな人になれ
ひろゆきさんは『面白い人』『優秀な人』が価値を出せる人間だと言っています。ここでいう『面白い人』は他と少し違う状態で現代で価値が上がっているそうです。これからの時代、人とは違う部分でクリエイティブな仕事ができると生き残っていけるそうです。
身近なことから人と違うこと、他者がやりたがらないことをしていくのは良い経験になると言っています。例えば飲み会の幹事、生徒会長など、経験がメリットになるとのことです。それ以外でも新しい場所に行ってみたり、新しい人間関係を築いてみたり、本を読んで新しい知識を得たりすることでユニークになっていくそうです。
軽いストレスを感じるような行動をポジティブに挑戦し続けることで脳の前頭前野に刺激を与えて成長を促し、良好な人間関係や選択を有利に進めていけるそうです。ポイントはいつも心地よい範囲から少しリスクをとって小さな挑戦することが重要だそうです。
ひろゆきさんはYOUTUBEやニコニコ動画でも知られており他者を論破する姿は多くの人を惹きつけていますが、本書でも特徴的な論調は健在です(笑)まだまだ紹介しきれなかったメリットや、ひろゆきさんの言葉もかなり面白いので是非とも手に取ってみてはいかがでしょうか?
他にも、ひろゆきさんの哲学が詰まった『ラクしてうまくいく生き方』や『無敵のコミュ術』もオススメの本です。
確実に視野が広がり、頑張り過ぎている時や将来に悩んだ時に定期的に見直したくなることでしょう
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