【本の要約】恋愛工学の教科書 ※恋愛工学における重要な3つの理論

本の要約

 

ふっきんぷっきー
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恋愛工学プレイヤーノゴッホさんの『99%の男が知らない現代の恋愛戦略 恋愛工学の教科書』を紹介します。

この本は心理学や生物学に興味がある人や恋愛について別の視点からみることに興味のある人にオススメです

・結論


 恋愛を科学の域まで高めた恋愛工学の3つの理論を知り、見た目や経済力などの基礎ススペックを高めることでモテるようになり、彼女から見放されることなく恋愛を楽しめる。


・恋愛工学について


 『工学』・・・役に立つ生産物を得るために、計画、設計、製造、検査の段階に基礎的科学を応用する技術の総称。

 つまり『恋愛工学』とは恋愛を科学することであり、本書を引用すると「進化生物学や心理学の研究成果、金融工学のフレームワークを使って恋愛を科学の域にまで高めたもの」です。



 著者は恋愛工学の例えとして「巨人の肩の上に立つ」と話しており、恋愛工学を学ぶことで巨人の力を味方につけるようなことができるようになると話しています。



 これは科学として時間をかけて発展してきた技術だからです。恋愛工学はあくまでも恋愛の手段の一つですが、女の子から愛されることに対する目的の手段であることは強調されています。



 例えば、付き合ってから肉体関係になるのではなく、さっさと肉体関係になった方が付き合うことができる理論があります。しかし、それはあくまで手段であり、女の子から愛される」といった目的を見失っては女の子から愛されずに別れられてしまうことが紹介されていました。色んな人と肉体関係になることが目的ならばナンパ師の手段であって愛される目的と手段が全く異なります。




・恋愛工学における重要な3つの理論


①Goog Genes or Good Dad理論


 これは恋愛工学の根拠となる理論なので重要です。直訳すると「良い遺伝子化、良い父親か」という意味で、女の子は『良い遺伝子を持っているか』『良い父親になりそうか』の2つの視点で男を選んでいます。ここでいう良い遺伝子は異性のタイプや相性を指します自分がもっていない免疫をもっており子どもが健康的に産まれてくるかどうかをフェロモンで判断しています



 これらは本能によるもので、良い遺伝子はたくさんの子孫を残すことができる、自分の遺伝子を将来残してくれそうかどうかという生物学の理論に基づいています。

 良い父親になりそうかは、女の子が自分を養ってくれそうかどうかを「経済力」「誠実さ」で判断します。これも生物学の理論に基づいています。

 良い遺伝子=異性のタイプ・免疫力と紹介しましたが、実際に実験で女性に複数の男性の衣類を匂いを基準に選んでもらった結果、自分と違う匂いの衣類を選び、自分と似た匂いの衣類は父、兄のようだと判断したことがそうです。これは自分と違う強い免疫力と結びつくことで自分の子どもの生存率を高めることができるといった進化上での利点があります。

②ST理論

 これは性交を行なうことにより恋愛感情が芽生えるという理論です。好きになった男と性交するのではなく、性交した男を好きになるという理論の根拠として、実際に性交した男を好きになった方が生き残りやすかったことや自己否定から守るためだそうです。

 生き残りやすかった背景としては、妊娠・出産は女性にとってリスクが高く子育ての協力を得やすいからです。自己否定は心理学でいう「認知的不協和」の影響が強く、不都合な事実や矛盾して気持ちが悪い状態に対して自分の中の認識を変えることで不快感を解消するのです。「自分が好きでない男と性交した」という矛盾は「好きでない男とも性交する女なんだ」と自己否定をすることになるため、都合の良い理由=「自分はこの男が好きなだったんだ」をつけることで自己否定から守ることになります。

③2つのモテ



『ステータスによるモテ』

 小学校の時には足の速さ、中学校の時は不良、高校の時は部活のスター、大学ではおしゃれ、社会人では企業名など人生のフェーズごとにモテの要素が変化します。

 共通点としては、その時々の社会的地位トップに位置していることです。このことから、男性はそれぞれの人生のフェーズに合わせて上位を目指せば良いとのことです。

『モテスパイラル』

 これは外見やステータスよりも、女の子にモテていると更にモテるようになることです。これはいろんな動物で立証されており、性的な魅力よりもたくさん交尾しているかどうかということの方が重要であるという理論です。

ふっきんぷっきー
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これは社会心理学の『互恵的利他性』に近い関係です。
社会心理学の記事についてはこちらを参考にしてください。あわせて読むと効果的です。



・もっとも大事なこと



 3つの理論を紹介しましたが、そのようなテクニックよりも、自分の基礎的なスペックをあげることが重要であると著者はいいます。

 具体的には『見た目』『お金』です。この2つは相互作用するためどちらも重要です。

 『見た目』は筋トレで筋肉をつけたり、美容に力をいれたり、清潔な服装を心がけることです。

 『お金』は仕事を頑張って稼ぐことです。

 『見た目』『お金』『恋愛』は相互作用するため、どれか1つ良くなれば連鎖的に他もうまくいき、好循環になります。

 他にも色んなテクニックがのった本書を是非手に取って読んでみてください。

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人を動かす話し方について書かれた記事はコチラ ↑
これは話し方で人間関係を良くしていくことが具体的に書かれています


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