こんにちは!ふっきんぷっきーです。
今回はベストセラー本、永松茂久さんの『人は話し方が9割』を紹介させて頂きます。
この本を読むメリット
相手との話をするときに不快にさせてしまうのではないかといった不安が軽減され、相手に焦点をあてた話し方を心がけることができるようになり、コミュニケーション力が上がり、自分の要求を通しやすくなる
解説
タイトル通りなのですが、この本は会話コミュニケーションの向上が分かりやすく書かれています。ちょっとの言葉選びの技術と心構えで誰でもコミュニケーションの向上ができます。
話し方の前提として、聞き方について重要視して話されています。聞き方について小手先の技術よりも『否定しない』『うなずきを徹底する』『ポジティブな内容』という環境を作り出すことが重要です。
そもそも人間は誰しも根本的には『自分に興味を持っており承認要求がある』生き物です。卒業アルバムを開いたときに最初に探し、見るのは何でしょうか?ほとんどの人が自分の写真でしょう。自分の話を聞いてくれ、理解してくれようとする人に対して心を開くのです。
5つの話法
1.『感嘆』…「へぇー!」「おー(・o・)」
2.『反復』…「○○ですね(オウム返し)」
3.『共感』…「たしかに!」「その通りだ」
4.『称賛』…「すごい!」「さすが!」
5.『質問』…肯定的な質問
この5つの話法で特に『感嘆』や『称賛』は自分でもリアクションが大きすぎるのではないかというくらいするのが効果的です。もちろん表情も意識してください。
補足として、過去のブログの『繊細さん』でも触れましたが、苦手な人に対しても無理にするものではありません。あくまで好きな人、仲良くしたい人に対しての話法です。関わらない方がいい人もいますので、そんな人はむしろ距離をおいた方がいいです。
あなたが友人や同僚や後輩から悩みを相談された(仕事の質問は別)として、すぐに肯定的な返答をするのは実は間違いだと書かれています。上記の5つの話法で否定せずに相手が話しやすい環境を整えつつ、『ただ話を聞く』のです。 ひたすら『共感』であり、話を遮るような『助言』ではないのです。これは私も経験ありますが、違う業種の後輩から悩み相談を受け、変にアドバイスをして、その後輩から相談されることがなくなったことがありました。アドバイスをした時は良かれと思ったのですが、あまり納得さはていない表情で口数が減っていたので、今思えば「話を聞いてほしいだけだったんだな」と思います。
NGリスト
1.『相手によって態度を変える(特に自分より弱い立場の人)』
2.『4つの言葉』…「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」
3.『悪口』…周りが言ってても言わない。その場を離れる。
特に2の『4つの言葉』は5つの話法の肯定的な環境をくつがえすので避けましょう。
大切なのは相手の感情を意識しつつ、否定的なことを言わないことです。要は『好かれよう』より『嫌われないよう』にすることで自然と人間関係は深まるのです。
とても分かりやすく、実践的な本だと思うので、是非一度読んでみてはいかがでしょうか?目指せ!コミュニケーションの達人!
他にも『マッキンゼー式 人を動かす話し方』も言葉のコミュニケーションが苦手な方や、相手に効率よく物事を伝えたい方にオススメです。記事はコチラ↓
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