こんにちは!ふっきんぷっきーです!「年収1000万円欲しい」「貯金1000万円欲しい」など1000万円という数字は何かと話題になりますね。今回は誰でも資産1000万円を目指すことができる方法を紹介します。
目的や動機は様々だとは思いますが、まずは「1000万円を貯めよう」と思い、1歩踏み出すのはすごいことです。「現状を変えたい(良くしたい)」と思い、調べたこと、行動したことこそが最も価値のあるものだと思います。
現代ではCMや店の販売など巧みに消費意欲を高める魅力や洗脳に近いものがあらゆる場所にあります。私たちは知らず知らずのうちに「稼いだ分だけ使おう!」と誘導されています。
もちろん、人生を豊かにする自分が価値が高いと思うことにお金を使うことは良いことです。しかし、見栄や何となく、惰性で消費しているものは意外と多いことが分かります。では、そのような気づきから実際に1000万円の資産を形成していく道のりを説明します。
結論
資産1000万円貯めるには、支出をコントロールして節約し、余剰資金でできるだけ早く、『つみたてNISA』や『iDeCo』といった非課税枠を利用した株式投資を長期運用する。
資産形成の考え方・取り組み方
まずは現状の把握からです。特に『資産の増加額』については把握しておかなければなりません。
これは単純に『収入―支出』ではなく『資産の増加額=収入―支出+(現在の資産×運用利回り』です。
ここで重要なのが、副業や転職などで『①収入を増やす』こと、スマホなどの通信費や住宅や保険などの大きな固定費を中心とした日々の家計の見直しで『②支出を減らす』こと、収支の改善によって『③浮いたお金を投資に回す』こと、さらに資産形成を加速させるには適正なリスクをとり『④運用利回りを大きくする』ことです。
資産形成の中で『①収入を増やす』『③浮いたお金を投資に回す』『④運用利回りを大きくする』は増えるほど資産の増加に有利に働きます。特に着目するのは自分の意志でコントロールしやすい『②支出を減らす』です。支出は成果がすぐに表れるため、早く投資に回すことができます。
では、目標を投資に回した入金額で1000万円を達成とした場合、支出の見直しから毎月どれだけ投資に回していけるかが重要になります。
投資未経験の20~30代『投資初心者』の年間入金の目安は100万円です。毎月にすると約8.3万円で、10年間貯めると1000万円になります。
5年間で1000万円を貯めようと思うと毎月16.7万円貯める必要があります。15年で1000万円貯めるには毎月5.6万円貯める必要があります。また、ボーナスや臨時収入を一定額投資に回せば資産形成を加速させることができます。例えば、年20万円を投資に回すと10年間の毎月の入金は6.7万円と毎月の積み立て額が1万円以上低くなるので楽になります。
このように1000万円貯めるには時間と貯める力が必要になります。逆に言えば早ければ早いほど有利になるわけです。しかし、それぞれのライフイベントもあるため、あくまで目安として絶対に積み立て額を守らないといけないわけではないので家庭や経済情景に合わせて長期の視点で無理なくコツコツと取り組む必要があります。
収入を増やす力を伸ばす
まずは夫婦なら『共働き』をすることです。同居であれば生活費が単純に一人暮らしの2倍になるわけではないので投資に回すお金が作りやすいです。共働きには子供の出産や家事の分担など協力していくことが重要ですね。
次に会社員であれば『副業』です。現在は副業解禁で国も企業に推奨する流れになっています。本業の仕事効率や通勤時間の見直し(通勤時間を短くする、通勤途中に自己投資や副業)、余暇のメリハリなど生活や本業に支障が出ない範囲で取り組みましょう。再現性があり需要があるのは『動画編集』『せどり』『プログラミング』『ブログ』などです。プラモデル好きならプラモデル製作代行など自分の得意なものをサービスとして売るなどもあります。自分の興味があり好きなもので始めてみましょう。
副業が難しく、昇給や昇進が難しい場合は思い切って『転職』するのも良いです。職種によっては特に昇進スピードが遅く、転職した方が給料面や職場環境が改善されることもあるので転職エージェントを活用し、試してみましょう。特に『転職活動』自体にはリスクがなく、実際に転職しなくても転職活動を通して自分の市場価値や他社の条件や特徴を知ることができるのでメリットが大きいのでオススメです。
支出の見直しについて
重要な支出の見直しですが、ポイントとして『視覚化』『記録をとる』ことが重要です。家計簿をつけるのが面倒くさいという人にとって『マネーフォワード』などの家計簿管理アプリは非常に便利です。銀行口座や証券口座、クレジットカードと紐付けて保有資産を一括で管理することができ、日々の買い物のレシートは撮影するだけでOK。無理なく家計簿を続けるコツとしては『誤差1円単位までは気にしない』ことです。現在の家計簿アプリは無料で種類も豊富で使いやすく、キャラクターものもあるため非常に使いやすいのでオススメです。
家計簿アプリで支出額を円グラフなどで可視化することで自分がどのようなことに、いくらお金を使っているかがわかり、自分にとって価値の大きいものを優先順位がつけれるようになり、無駄な出費を見直すことができます。この支出を見直し最適化する技術が身につくと何年も続けることができるので継続的な入金力ができ、本当に欲しいものや価値のあるものにお金をまわすことができるので人生の充実、幸福度が上がります。
特に大きな『住居費』『車(駐車場なども含む)』『保険』『通信費』はライフプランに合わせて見直すことが必要です。特に保険は最低限の掛け捨てのものにしたり、スマホは格安simにして月2000円以内にするとすぐに効果が表れます。変動費では気が進まない飲み会への参加を抑えることが節約につながります。
支出を減らして浮いたお金をすぐに投資に回したいところですが、まずは『生活防衛資金』を確保することが重要です。目安としてはその人の家庭状況や、会社員かフリーランスかなどによりますが、可視化した支出額の半年から1年分です。
例えば公務員で共働きの場合は失業のリスクが低く、病気やケガの時の保障も厚いため支出の2,3か月分の生活防衛資金で十分でしょう。自営業で子供がいて稼ぎ手が自分だけの場合はコロナショクで休業などの非常時のために1年以上の生活防衛資金は必要でしょう。くれぐれも個々の生活防衛資金を確保してから投資を始めましょう。
貯める・増やす力
つみたて資金を投資に回すときの具体的な方法として『つみたてNISA』や『iDeCo』などの非課税口座の利用を最優先にしましょう。
理由としては投資で得た利益には原則20.315%の税金が差し引かれます。しかし、『つみたてNISA』や『iDeCo』は毎年投資額が決まっており、その分の利益は非課税になります。これらは長期のつみたて投資用に作られた制度なので、会社員で月5万円ほど投資に回すことができる人には大きな味方になります。
『つみたてNISA』は年40万円が上限なので月3.3万円。『iDeCo』は個人事業主なら最大月額6.8万円、会社員なら月1~2.3万円なので投資に回すお金が準備できたら時間を味方にするため運用益に対する非課税の恩恵が大きい米国か全世界株式のインデックス投資を検討しましょう。
『つみたてNISA』や『iDeCo』の銘柄選びとしてオススメなのは、米国市場全体に分散投資する『楽天・全米株式インデックス・ファンド』や『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』か米国代表的な上位500社に分散投資する『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』が純資産が大きく、人気のある商品です。また、全世界株式では『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』か『eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)』が同じく投資家に人気がある安心して長期運用できる商品です。『SBI証券』か『楽天証券』などで購入可能です。大手銀行や証券会社の窓口にいかず、これらネット証券を活用し無駄な手数料を払わないようにしましょう。
米国株式は今後年5%程度の利回りが期待されると言われていますが、リスクをとって利回り7~10%のハイリターンな商品や個別株を行なうなど『運用利回りを大きくする』ことで資産形成のスピードをさらに上げることができますが、当然リスクも大きくなるので、『つみたてNISA』や『iDeCo』 などの非課税枠口座が上限になり、さらに投資の余裕がある場合にサブとして挑戦するようにしましょう。
非課税枠を使いきって、将来のお金以外に現在の生活費・娯楽費をより豊かにする配当金についてはコチラの記事に具体的な方法を紹介しています。
20~30代は長期運用に適した期間です。再投資による複利効果が大きく、65歳には資産1000万円どころか2000万円も現実的な期待値になります。投資資産が1000万円になれば、年利3%の利回りで30万円です。同じ利回りで100万円で始めた時には年3万円だったので、今後の更なる資産形成を支える種銭になるのでできるだけ早く始めましょう。
複利について紹介している記事はコチラ!
まとめ
・共働きや副業などで稼ぐ力を高め、支出を見える化・見直しをしてコントロール。
・自分の職種や家族構成に合わせた生活防衛資金を確保し、なるべく早く『つみたてNISA』や『iDeCo』の非課税枠を利用し米国か全世界株式に長期投資をする。
投資には勉強やその時にしかできない体験や出会いといった自己投資があります。資産形成は入金力がものをいうため入金に全力ではなく、自分の生活バランスの無理のない範囲でお金と付き合っていきましょう。
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