人気YouTuberでもあり、２ちゃんねるやニコニコ動画で有名なひろゆきさんの『ラクしてうまくいく生き方』を紹介します。この本を読むことで、視野が広がりコスパ良く結果を出す考え方を学ぶことができます
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結論
目標はトコトン低く設定し、少しいい加減でも大丈夫
つねに転職は考え、あえて最悪の事態を想定してみると不安は軽減できる
よく寝るなど自分のルールを作り、自分を最優先にしながらも結果を出すことはできる
目標はトコトン低くしときましょう
目標と聞くと高いほど良いイメージがあると思います。しかし、ひろゆきさんの考え方は目標が高すぎると行動がおっくうになってしまうので低い方が良いそうです。
本書ではダイエットを例に挙げていますが、人間には1度やり始めると行動を続けてしまう習性があります。しかし、目標が高いことでモチベーションの維持が難しくて失敗します。そのため目標を低くすることで取り掛かりやすくなり、結果的に継続しやすくなるのです。
つねに転職を考えましょう
今の会社に不安や不満を抱えている人は多いと思います。だからこそ転職するという選択肢をもっておくことが大切なのです。実際に転職をしなくても、転職活動として転職サイトやエージェントに登録しておくことが勧められています。
メリットとしては、他の会社でどれくらい稼ぐことができるかといった自分の市場価値が分かるようになります。今の方が待遇が良ければ「今の会社にいた方がいいな」と気持ちを楽にできますし、他の会社の方が待遇が良ければ「今の会社が嫌なら転職したらいいや」と転職が選択肢に入ることで、精神的に余裕が生まれますし、自分が今後どのようなスキルや資格を取得すればいいかわかります。
最悪の事態を想定してみましょう
実際に不幸な出来事が起きていなくても、未来を予測して不安を感じるだけで脳はかなりのストレスを受けます。しかし、実際に心配したことが起こる確率はたったの４％！実際にアメリカの大学の実験結果では心配事の８０％は起こりませんでした。しかも、残りの２０％のうち１６％は事前に準備をしていれば対応できるものだったのです。
ひろゆきさんはこの４％の最悪の事態をあえて「やってみよう」と話されています。実際にひろゆきさんはホームレスの生活を１週間体験し「なんとかなるな」と感じたそうです。ひろゆきさんのように体験しなくても、「ホームレスになった時」を想定して泊まらせてくれる友人を複数押さえたり、日雇いの仕事を調べたり、吹き出しの場所を調べるなど事前に準備をしておくことで不安を軽減し「なんとかなる」と考えれるようになります。
よく寝ましょう
私たちは忙しい時、何かを犠牲にして頑張る時に優先して睡眠を犠牲にする傾向があります。世界睡眠調査では２０２０年の調査で日本人の睡眠満足度の割合は全体の３２％でした。ひろゆきさんは睡眠を最重視しており、自身が成果を出してこれたのは「睡眠時間を削ってこなかったから」と話されています。睡眠不足になると普段８５点の成果を上げる人も４０点くらいに下がってしまうそうです。
ひろゆきさんは「睡眠は最優先でとる」といった自分ルールで遅刻も恐れずに睡眠をしっかりとっているので常に自身の評価点数である６５点を維持することができるため優秀な人にも勝てると言っています。
消費ではなく生産に喜びを見出しましょう
これは私も共感したのですが、ストレスで休日に散財してしまうことがありました。そうすると確実にお金は減ります。そのため仕事を残業したり、お金のことが気になりさらにストレスを抱えて散財してしまう負のループに陥ります。
そこでひろゆきさんは価値観を変えることを紹介しています。具体的には『買い物などお消費行動ではなく、生産活動に癒しや喜びを得る』ことです。ここでいう生産活動はブログや作品作りなどです。比較的お金がかからず、作ったものでお金を稼げるかもしれません。
他にも『なめられる立場でいましょう』『美味しいものを食べ過ぎないようにしましょう』『お金の使い方を変えてみましょう』『他人を変えようとするのはやめましょう』など面白く、非常にためになる考え方が多数紹介されています。個人的には『なめられる立場でいましょう』は仕事で精神的に楽になるし本質を見抜いているので面白かったです。話の流れ的に次のページがさらに面白かったですが(笑)
この本を読んで、改めてひろゆきさんは自分の価値観をしっかりと持ち、ぶれない自分ルールを作って行動しているので成果が出ているのだと納得しました。
法律で定められていない謎ルールに惑わされず、自分ルールで低い目標から取り組み、最悪の事態を想定しつつ、よく寝てブログなどの生産活動をしていきましょう！
ひろゆきさんのベストセラーである『１％の努力』もポイントを絞った考え方や幸せの総量の増やし方が書かれており、オススメです。
本の要約した記事はこちら ↓
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